第四インターを評価する。(1)三里塚闘争で管制塔を占拠しても、管制官に暴力をふるわなかったところを評価する。内ゲバ党派だったら、管制官を殺していたかもしれない。
ウィキペディアフリー百科事典の「内ゲバ」によると、1968年から2000年の内ゲバ事件の死者は97名で、2004年までの死者3名をくわえると死者は100名であるという。なお「ウィキペディア」は、第四インターは「内ゲバを否定し続けた」し、中核派によるテロにも反撃しなかったが、「常に内ゲバ反対という立場を貫徹していたわけではない」としている。第四インターの人によれば、「東北大で昔、解放派とぶつかったことがある。『ウィキペディア』は、おそらくそのことをいっているのだろう。だが、あれは(第四インターにとっては)自衛武装であり内ゲバではなかった」という話である。「ウィキペディア」の記事は、おそらく公安情報にもとづくものだろう。第四インター側には取材もしていないと思われる。第四インター側の主張を紹介することもしていない。それに、「ウィキペディア」は、一度でも内ゲバ主義に反対したことがあったのか。「ウィキペディア」は、ジャーナリズムとして失格ではないだろうか。
「渋谷暴動事件」について。中核派が警官を殺したかどうかは、私にはわからない。私は「中核派が警官を殺した」とはいっていない。相手がどんなに悪い人間(悪い組織の人間)でもデッチアゲは良くない。私はそう考える。私は、「権力の仲間」にも「中核派の仲間」にもなるつもりはない。
(2)第四インターは、常に内ゲバ主義に反対してきた。そのことを評価する。中核派に襲撃されても、やりかえさなかったところを評価する。スターリン(共産党の最高指導者)のスパイ(ラモン・メルカデル)に最高指導者(トロツキー)を暗殺されても、スターリン派(共産党)になにひとつ報復しなかったところを評価する。2000万人をこえるアジア・太平洋の人びとを殺りくし、310万人をこえる日本の人びとを死においやっても、謝罪も補償も不十分な日本・天皇・右翼・日本軍=自衛隊・警察などとは大違いだ。
(3)「エコロジー社会主義」(私にいわせれば「人間の顔をした社会主義」)をめざして、革命と民主主義の両立のために、たたかってきたところを評価する。
(4)「日ロの領土争いは泥棒どうしの争いにすぎない」とする、たたかうアイヌ民族に連帯して、北方領土「返還」に反対しているところを評価する。
(5)テロにも戦争にも反対しているところを評価する。
女性差別を克服すれば、もっと評価する。第四インターの人のように「パレード」に参加したことがいちどもない私は、そう思う。
婦人民主クラブ(ふぇみん)を評価する。女性解放をめざして無党派の立場でたたかってきたところを評価する。
部落解放同盟を評価する。「ブラック・イズ・ビューティフル」という言葉がある。「ブラク・イズ・ビューティフル」だ。私はそう思う。
市民の意見30の会・東京を評価する。無党派の立場で市民運動をたたかってきたところを評価する。天皇制に反対しているところも評価する。
日本共産党を評価する。国会議員を有する政党の中で最も進歩的な政党のひとつであるところを評価する。
(1)スターリン主義を徹底的・革命的に克服すれば、もっと評価する。
(2)部落解放同盟と和解すれば、もっと評価する。
(3)石川一雄さんの再審を支持するようになれば、もっと評価する。
(4)「天皇制に本当は反対だが、反対行動はしない」という立場をあらため、「たたかう野党の共闘はすすめるが、天皇制に対する反対行動にも参加する」という革命的立場に転換すれば、もっと評価する。
(5)『しんぶん赤旗』が「元号の使用」をやめれば、もっと評価する。
第四インターバンザイ。婦人民主クラブ(ふぇみん)バンザイ。部落解放同盟バンザイ。市民の意見30の会・東京バンザイ。日本共産党バンザイ。
(2025年12月25日)

